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浜松市の水道水圧問題を解決!増圧ポンプの修理と交換のタイミング

株式会社ケイエム設備は、静岡県浜松市を拠点に給排水設備の新設、修繕、メンテナンス、トラブル対応などを行っている衛生設備工事業者です。浜松市の上下水道指定工事店として、個人のお客様から法人のお客様まで幅広くご相談を承っています。今回は、浜松市やその近郊地域にお住まいの方々が抱える水道水圧の問題と、その解決策としての増圧ポンプについてご紹介します。

浜松市で多い水道水圧トラブルの原因

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浜松市では、特に高台地域や集合住宅の上層階で水圧不足に悩まれるお客様が増えています。水が出にくい、シャワーの勢いが弱いといった症状でお困りではありませんか?
 

地形による水圧低下

浜松市は比較的平坦な地形が多いものの、三方原台地や北部の丘陵地など高低差のある地域も存在します。特に高台にある住宅では、水道本管からの水圧が十分に届かないことがあります。標高が高くなるほど水圧は低下し、10mの高さで約0.1MPaの水圧が失われると言われています。
 

建物の高層階での水圧不足

浜松市中心部のマンションや商業ビルの上層階でも水圧不足は発生します。特に直結給水方式を採用している建物では、4階以上になると水圧が大幅に低下することがあります。また、近年では建物の高層化が進み、従来の給水設備では対応しきれないケースも増えています。
 

配管の老朽化や詰まり

浜松市内の築年数の経った住宅では、配管内部のサビや水垢、スケールの蓄積によって管の内径が狭くなり、水の流れが妨げられることがあります。特に井戸水を使用している北部地域の住宅では、ミネラル成分の多い水質により配管の詰まりが進行しやすい傾向にあります。
 

チェックポイント
水圧不足のサインとして、以下の症状がないか確認してみましょう:
・朝や夕方など水道使用のピーク時に水の出が悪くなる
・シャワーの勢いが急に弱くなった
・洗濯機の給水に時間がかかるようになった
・トイレのタンクに水が溜まるまでに時間がかかる
これらの症状が見られる場合は、水圧の問題を疑いましょう。

 

水圧の目安 状態 推奨対応
0.2MPa以上 良好 定期点検のみ
0.15〜0.2MPa やや低め 使用状況を確認
0.1〜0.15MPa 低い 増圧ポンプの検討
0.1MPa未満 かなり低い 増圧ポンプの設置推奨

「参照:増圧ポンプと加圧ポンプの違いは?」

 

増圧ポンプの仕組みと種類

増圧ポンプは水道水の圧力を高めて快適な水圧を確保する装置です。浜松市内の様々な水圧問題を解決する有効な手段として、多くのご家庭やビルで採用されています。
 

増圧ポンプの基本的な仕組み

増圧ポンプは、水道本管から来る水の圧力を電動モーターの力で高めることで、建物内の各所に適切な水圧で水を供給します。特に浜松市内の水圧が低い地域や高層階での使用に適しており、シャワーや洗濯機など水圧を必要とする設備を快適に使用できるようにします。
 

増圧ポンプの主な種類

浜松市内で多く見られる増圧ポンプの種類には、以下のようなものがあります:

ポンプの種類 特徴 適している場所
直結増圧ポンプ 水道本管から直接水を吸い上げて増圧 戸建て住宅、小規模マンション
ブースターポンプ 複数台のポンプを搭載し、需要に応じて運転台数を調整 中・大規模マンション、商業施設
インバーター制御型 水の使用量に応じて回転数を自動調整し省エネ 省エネを重視する全ての建物
加圧給水ユニット 小型の受水槽と増圧ポンプを一体化 水圧変動が大きい地域

「参照:給水ポンプの仕組み」
 

増圧ポンプと加圧ポンプの違い

浜松市内の給水設備で使われるポンプには「増圧ポンプ」と「加圧ポンプ」があり、混同されることが多いですが、明確な違いがあります。増圧ポンプは受水槽を使わず水道本管に直結して水圧を高める方式であるのに対し、加圧ポンプは受水槽から各戸へ水を圧送する方式です。浜松市内の新しいマンションでは省スペースと衛生面から増圧ポンプが多く採用されています。
 

専門家アドバイス
浜松市内でも地域によって水道本管の水圧が異なります。特に市の北部や高台地域では、増圧ポンプの選定に際して事前に水圧測定を行うことをお勧めします。測定結果に基づいて最適な能力を持つポンプを選ぶことで、過剰な設備投資を避けつつ快適な水圧を確保できます。

 

増圧ポンプの修理が必要なタイミング

増圧ポンプは通常10年程度の耐用年数がありますが、使用環境や水質によっては早期にメンテナンスが必要になることがあります。特に浜松市の北部地域では井戸水を使用しているご家庭もあり、ミネラル成分の多い水質によって機器の劣化が早まる傾向があります。
 

故障の前兆と早期発見のポイント

増圧ポンプの故障を未然に防ぐためには、以下のような前兆サインに注意することが大切です。

・異音や振動の増加:特に始動時や運転中の異常な音や振動
・水圧の変動:安定していた水圧が突然低下したり変動したりする
・漏水の発生:ポンプ本体やパイプ接続部からの水漏れ
・運転時間の延長:ポンプの稼働時間が通常より長くなる
・電気代の上昇:ポンプの効率低下による電力消費量の増加

浜松市内のお客様の中には、これらの前兆に気づかず突然の断水トラブルに見舞われるケースもありますので、定期的な点検をお勧めします。
 

季節ごとの注意点

浜松市の気候を考慮した季節ごとの注意点も把握しておくことが重要です。

季節 注意すべき点 推奨メンテナンス
春(3〜5月) 雨季による湿気の増加 電気系統の点検
夏(6〜8月) 高温によるモーターの過熱 冷却系統の清掃、ベアリングの点検
秋(9〜11月) 落ち葉などの異物混入 フィルターの清掃
冬(12〜2月) 凍結リスク 凍結防止対策、保温材の確認

「参照:静岡専門 給湯器交換・取付はハロー給湯」
 

注意ポイント
特に浜松市の冬季は、一時的な冷え込みで氷点下になることもあります。屋外に設置された増圧ポンプは凍結による破損リスクがありますので、保温材の設置や凍結防止運転機能の確認が必要です。弊社では冬季前の点検サービスも行っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

増圧ポンプの交換時期と選び方

増圧ポンプの交換は、突然の故障による断水を防ぐためにも計画的に行うことが大切です。浜松市内の水圧事情に適した増圧ポンプの選び方についてご紹介します。
 

適切な交換時期の目安

増圧ポンプの交換時期は以下のような目安を参考にすると良いでしょう。

設置から10年以上経過している
修理回数や費用が増加している
部品の供給が終了している(特に15年以上経過した機種)
エネルギー効率が低下し、電気代が増加している
頻繁に水圧不足や異音などのトラブルが発生している

浜松市内のお客様からは、特に築20年以上の住宅やマンションでのポンプ交換のご相談が増えています。計画的な交換を行うことで、突然の断水リスクを低減できます。
 

増圧ポンプの選び方

浜松市の水道事情に合わせた増圧ポンプを選ぶためのポイントは以下の通りです。

必要水量と揚程の確認:建物の階数や使用状況に応じた適切な能力を選定
省エネ性能:インバーター制御など電力消費を抑える機能の有無
騒音レベル:特に住宅密集地域では低騒音タイプを選ぶことが重要
メンテナンス性:部品交換のしやすさや点検スペースの確保
耐久性:浜松市の水質に適した材質(ステンレスなど)の選択
 

プロのアドバイス
浜松市内でも地域によって水質や水圧が異なります。北部地域ではミネラル成分の多い水質対策として耐腐食性の高いポンプを、高台地域では揚程能力の高いポンプを選ぶなど、地域特性に合わせた選定が重要です。弊社では現地調査に基づいた最適なポンプ選定をサポートしています。

交換費用の目安

 
増圧ポンプの交換費用は、機種や工事の難易度によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

ポンプのタイプ 適用範囲 費用目安(税込)
小型増圧ポンプ 戸建て住宅 15〜25万円
中型増圧ポンプ 小規模マンション 30〜50万円
大型増圧ポンプ 中規模マンション・ビル 50〜100万円
インバーター制御型 全般(省エネタイプ) +5〜15万円

「参照:浜松市で信頼できる給湯器修理・交換業者7社を調査・比較」
 

まとめ:水圧問題の解決に向けて

浜松市内の水道水圧問題は、地域の特性や建物の状況によってさまざまですが、適切な増圧ポンプの導入と定期的なメンテナンスによって多くの場合解決可能です。水圧不足のサインを早期に発見し、専門業者に相談することが快適な水環境を維持するポイントとなります。
株式会社ケイエム設備では、浜松市内全域はもちろん、磐田市、湖西市、袋井市など近郊地域の水圧問題にも対応しています。増圧ポンプの導入から修理、交換まで、お客様のニーズに合わせたサービスを提供しておりますので、水圧にお悩みの際はぜひご相談ください。
私たちは「お客様のことを第一に考えて施工をする」をモットーに、これからもサービス向上を追求してまいります。快適な水まわり環境の実現に向けて、株式会社ケイエム設備がサポートいたします。
 

お問い合わせ
水圧でお悩みの方は、まずは無料の現地調査・お見積りをご利用ください。浜松市内であれば最短当日の対応も可能です。お電話またはWebからのお問い合わせをお待ちしております。

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静岡県の給湯器交換やつまり・水漏れ修理は(株)ケイエム設備
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※営業・セールス目的の問い合わせはご遠慮願います。
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