浜松市の浄化槽工事を徹底解説|費用・設置・清掃・法定検査まで網羅

浜松市は市域が広く、公共下水道が整備された地区と引き続き浄化槽を使用している地区が混在しています。「浄化槽工事の費用がどのくらいかかるの?」「清掃や法定検査はどのくらいの頻度で必要?」そんな疑問をお持ちの方に向けて、浜松市上下水道指定工事店として多くの施工実績をもつ株式会社ケイエム設備が、浄化槽の設置費用・工事の流れ・法定義務まで、浄化槽から下水道への切り替え工事の情報とあわせて一気に解説します。
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執筆者プロフィール
株式会社ケイエム設備
静岡県浜松市を拠点に、平成19年の創業以来、給排水設備工事・衛生設備工事・浄化槽工事・給湯設備工事・ポンプ整備工事などを手がける水道工事の専門業者です。浜松市上下水道指定工事店(No.737)・浜松市指定給水装置工事事業者として、管工事施工管理技士・給水装置工事主任技術者の資格をもつスタッフが在籍しています。代表は約30年以上の水道工事業歴を有し、浜松市内の学校・保育園・幼稚園・一般住宅・工場など幅広い現場での施工実績を誇ります。
浜松市の浄化槽事情

浜松市の下水道普及状況と浄化槽の現状
浜松市は2005年の市町村合併により現在の広大な市域を形成しました。都市部では公共下水道の整備が進んでいる一方、旧引佐町・旧天竜市・旧浜北市などの中山間地域では、引き続き浄化槽による生活排水処理が行われているエリアが多く残っています。こうした地区では新築・建て替えの際に浄化槽の新規設置が必要になるケースが多いです。また、旧型の単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換を浜松市が推進しているため、既存浄化槽の更新需要も継続して発生しています。
浄化槽が必要になる主なケース
浜松市内で浄化槽工事が発生する主な場面は次のとおりです。
①公共下水道が整備されていないエリアへの新築・増改築、②老朽化した単独処理浄化槽の合併処理浄化槽への更新、③既設浄化槽の破損・処理能力不足による交換、④公共下水道が整備された際の浄化槽撤去・下水道への切り替えです。
④については下水道切り替えが法律により義務づけられており(下水道法第11条の3)、対象エリアの方は早めの対応が求められます。各ケースで必要な工事内容や費用は異なりますので、まずは専門業者へご相談ください。
浄化槽の種類と選び方
単独処理浄化槽(旧型)
単独処理浄化槽はトイレの排水(し尿)のみを処理する旧型の設備です。キッチン・お風呂・洗面所などの生活雑排水は処理されないまま側溝等へ放流されるため、河川や地下水の汚染につながるとして問題視されています。浄化槽法の改正(平成13年施行)以降、原則として新設が禁止されており、現在も使用しているご家庭には合併処理浄化槽への転換が推奨されています。
合併処理浄化槽(推奨型)
合併処理浄化槽はトイレ排水に加え、キッチン・お風呂・洗面所などすべての生活排水をまとめて処理できる設備です。環境省の資料によれば、合併処理浄化槽の放流水のBOD(生物化学的酸素要求量)は単独処理浄化槽と比較して大幅に改善されます。現在、新規設置できる浄化槽は原則としてこの合併処理浄化槽のみです。槽の大きさは「人槽」で表され、住宅の延床面積や居室数をもとに建築基準法施行令の算定方法に従って決定します。
一般的な戸建て住宅では、延床面積130㎡以下・居室数3室以下の場合は5人槽、それを超える規模では7人槽が適用されるケースが多いです。人槽の算定は建築確認申請の基準に基づき正式に決定されますので、詳しくは弊社へお気軽にお問い合わせください。
浄化槽設置工事の費用

費用内訳(人槽別)
浄化槽の設置費用は、本体価格・掘削・埋め戻し・配管工事・電気工事などの工事費用で構成されます。以下は一般的な目安です。現地の地盤状況・設置場所・配管ルートなどにより金額は変動しますので、正確な費用は現地調査のうえお見積りいたします。
浜松市の補助金・融資あっせん制度
単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への切り替え工事には、浜松市の補助金制度が活用できる場合があります。補助の対象要件や補助額は年度ごとに見直されることがありますので、最新情報は浜松市上下水道部の公式ホームページまたは弊社へお問い合わせください。また、公共下水道への切り替え工事にあたっては浜松市の融資あっせん制度も設けられており、工事費用の負担軽減につながります。対象要件や申請手続きについても弊社でご案内が可能です。
浄化槽設置工事の流れ
浄化槽の新規設置から完工まで、おおよそ以下のステップで進みます。工期は規模・条件によって異なりますが、申請から完工まで概ね1〜2か月が目安です。
STEP 1|現地調査・お見積り
内容:設置場所の地盤・配管状況・敷地条件を確認し、最適な浄化槽の機種・人槽を選定します。
期間:数日〜1週間程度
STEP 2|各種申請手続き
内容:浄化槽の設置には建築確認申請または浄化槽設置届の提出が必要です。弊社が申請手続きをサポートします。
期間:1〜3週間程度
STEP 3|施工(掘削・設置・配管)
内容:所定位置を掘削して浄化槽本体を設置し、宅内の排水管と接続します。電気工事(ブロワ設置)も同時に行います。
期間:2〜5日程度
STEP 4|埋め戻し・整地
内容:設置後に周囲を埋め戻し、敷地を整地します。マンホールが地表面と適切な高さになるよう調整します。
期間:1〜2日程度
STEP 5|完工・使用開始
内容:施工後の動作確認を経て引き渡しとなります。使用開始後は法定の維持管理(保守点検・清掃・法定検査)が必要です。
期間:確認後すぐ使用可
法定義務を知る|保守点検・清掃・法定検査

浄化槽は設置して終わりではありません。浄化槽法(昭和58年法律第43号)により、設置者(所有者)には「保守点検」「清掃」「法定検査」の3つの維持管理が義務づけられています。怠った場合は行政指導・改善命令の対象となることがありますので、必ず各義務を履行してください。
保守点検
浄化槽内の機器・装置が正常に機能しているか確認し、消耗品の補充・調整・修理などを行う作業です。合併処理浄化槽(処理方式によって異なる)では年3〜4回の実施が標準的とされています。実施には浄化槽管理士等の資格が必要であり、浄化槽保守点検業の登録を受けた業者への委託が必要です。
清掃
槽内に蓄積した汚泥・スカムの引き抜き・洗浄を行う作業で、年1回以上の実施が浄化槽法第10条で義務づけられています。清掃は浄化槽清掃業の許可を受けた業者のみが実施できます。清掃を怠ると放流水質の悪化・臭気の発生・機器の故障などにつながるため、定期的な実施が不可欠です。
法定検査(7条・11条検査)
浄化槽法に基づき、都道府県知事が指定した検査機関による水質検査が義務づけられています。設置後初めての使用開始から3か月を経過した日から5か月以内に受ける「7条検査」と、以降毎年1回受ける「11条検査」の2種類があります。静岡県では公益社団法人静岡県生活科学検査センターが指定検査機関となっています。
維持管理にかかる年間費用の目安
浄化槽を適切に維持管理するための年間費用の目安を下表にまとめます。浄化槽の規模・処理方式・委託業者によって金額は異なりますので、あくまでも参考値としてご活用ください。
まとめ
浜松市での浄化槽工事は、設置費用・補助金の活用・工事の流れ・法定義務と、知っておくべき情報が多岐にわたります。特に保守点検・清掃・法定検査の3つの維持管理は浄化槽法で義務づけられており、継続的なコストと手続きが伴うことを事前に把握しておくことが大切です。また、将来的に公共下水道が整備された際には切り替えが法律上必要となるため、工事タイミングについても専門家への相談をおすすめします。浜松市上下水道指定工事店として創業以来地域の水まわりを支えてきた株式会社ケイエム設備では、浄化槽の新設・更新から下水道への切り替えまで幅広く対応しています。弊社の保有資格・施工実績についてはこちらをご確認ください。浜松市およびその近郊でお困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
静岡県の給湯器交換やつまり・水漏れ修理は(株)ケイエム設備
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